猫の尿路結石(尿道結石)は怖い病気

猫は元々は砂漠に住んでいた動物なので、喉の渇きに鈍感で、水分をあまり取らない生き物です。これは猫の先祖がそのような暮らしをしていたからなのですが、その影響で、猫の尿は非常に濃くなっています。

成分が濃縮された濃い尿の中には、アンモニウムやマグネシウム等が含まれており、冬場になって水分の摂取量が減ってしまうと、それらの成分が「ストラバイト結晶」となって尿道を塞いでしまい、尿の出が悪くなってしまいます。

しかし、状態が悪化してしまうと、尿の出が悪くなるだけでなく、まったく尿が出ない状態(尿閉塞)に陥ってしまいます。

尿閉塞になると、腎不全や尿毒症をひきおこし、尿が出なくなってから僅か3日足らずで死に至ってしまいます。尿道結石は、猫にとっては非常に恐ろしい病気なのです。

特に、オスは尿道がメスに比べて細く、尿道結石になる割合が高いといわれています。メスはオスよりも尿道が広いため、命に関わる程の症状になることは少ないそうです。

猫の尿道結石を予防するには毎日の食事が重要

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私の家でも2匹のオス猫を飼っているのですが、1匹が尿道結石にかかりやすい体質のようで、冬になると尿道が詰まってしまい、その都度病院で治療してもらうという状態だったのですが、食事療法によって再発しなくなりました。

行った対策は、普段食べさせていたカリカリ(低マグネシウムのもの)を、一般のものから病院等で購入することができる「療法食」に変更したことです。療法食は、猫が尿道結石となってしまう要因となるマグネシウム等のミネラル分を調整したものです。

尿道結石を予防するための療法食は、一般のドライフードに比べて値の張る買物となります。しかし、病院の通院にかかる費用や、最悪の場合は猫が命を落としてしまうということを考えれば、決して高いものではありません。

このブログでは、それらの経験を記録するとともに、家族の一員でもある愛猫の命を奪ってしまう、怖い尿道結石の予防と対策について皆様に知ってもらいたいと思い、立ち上げたブログです。

ブログを通じて、尿道結石に苦しむ猫が少しでも減ってくれればと願っています。

次の記事:猫の尿路結石とは?

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